今でも最終節のニュースなんかを見たりするんですが、
最終戦、名古屋も勝ち点1をとれるチャンスもあっただけに
今年はほんっとうに薄氷の残留でした。
正直、今年は名古屋の出来の悪さに救われました~。
名古屋はどうして小倉氏を監督にしたのでしょうか???
サッカーの監督というのは本当に難しい。
戦術や交代だけでなく、いかに選手のモチベーションを上げていくか。
選手の年齢や経験なんかも考慮しなければいけません。
サッカーの経験があるというだけでは、
とても務まりません。
日本で一番人気があるプロスポーツと言えばやはり野球。
ただ、野球はチームスポーツではありますが、個人の力量が
大きくものをいうスポーツ。
監督に必要なスキルはサッカーとは比べものになりません。
(サッカーの方がスキルが必要という意味です。)
野球であれば、監督経験のない人気選手がいきなり監督に
なってもいいんです。
その方が話題になるし、メディアに取り上げられる。
降格もないから、万が一失敗したとしても
それほどの痛手にはなりません。
なぜかというと、もともと野球は基本的にはメディアに取り上げられる
ことによる宣伝効果が目的だからです。
正直、”ファンの為に”という考え方は、Jリーグなんかが
できてから芽生えてきたもので、
入場者数より、注目されることが第一。
その上でいい選手がいれば、どんな監督でもそこそこの
成績は残せるものです。
(もちろん野球の監督もスキルは必要だし、監督としての力量の優劣はあります。)
はたして、小倉監督がプロサッカーの監督として
どれだけの評価を得ていたのでしょうか?
たぶん、このブログを読んでいる方なら
そこまでサッカーに詳しくなくても
プロサッカーにおいて
誰が監督になるかというのは最重要項目だということは
100も承知だと思いますが、
あまりサッカーを知らない人や、
特に野球は好きだけどサッカーは
よく知らない人にとっては理解されないことかもしれません。
名古屋が小倉監督を選んだのを見ていると
あまりサッカーを知らない人が人選したんだなぁというのが
見て取れます。
もちろん、名古屋の関係者の中には
サッカーをよく知っている人もたくさんいて
小倉氏の経験の少なさから反対の意見もあったと思いますが、
たぶん反論できなかったのでしょう。
(大きな組織ではよくあることです・・・)
奇しくも名古屋の不出来が新潟の残留を
アシストしたわけだから皮肉なものです。
名古屋は実力のあるチームだとは思いますが、
J2は何とか必死にJ1に上がり
名を売って輝きたいと思っている選手や
甲府や新潟のように予算の少ない中いろいろな
努力をしてクラブを維持してきたチームの集まりです。
名古屋の選手がJ2に落ちてもなお
J1クラブの選手なんかより高いサラリーをもらい
安穏(あんのん)としていたら
J1復帰は遅れそうです。
J1に残留でき、ほっとするあまり偉そうに書いてしまいましたが、
新潟も降格したも同然。
十分反省して来年以降の飛躍にしてほしいものです。
アルビ情報こちらにもあります
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