アルビから選手流出の
悲しいニュースが続いた後。
次々に加入が
決まり
盛り上がっています。
これだけ苦しい台所事情の中
未知の選手には当然ながら
期待が高まりますし
良いことではあるとは
思うのですが・・・
ただ、今アルビが置かれている
クラブの状況をみれば
補強と同時に
絶対にやらなければならない
ことがあります。
アルビのようなクラブに
良い選手を集めるためには
まずはクラブのスタイルを
作ること!
監督が変わるたびに、
目先の勝利のために、
パスサッカーになったり
カウンターサッカーになったり
ころころ
ぶれまくるチームになることではなく、
”アルビレックス新潟
というクラブは
こういうサッカーをする
クラブなんだ。”
を確立すること。
そんなチームを見て
アルビでやってみたい
という選手を集めること。
正直、もうこれしかないし
もしビッグクラブになったとしても
ここは失いたくない!
お金を積んで
良い選手を集めても
しかたがない。
少しサッカーを知っている人で
あれば、市場価値の高い選手を
集めればかならずしも強いチームが
作れるというわけでは
ないことは周知の事実。
個で打開できる
選手でチームを立て直すという
ロジックからは
脱却するべきです。
長岡に
全国的に知れ渡った
サッカー強豪校があります。
まさに見本となるべき
高校。
スタイルを持っているのは
もちろんだけど
下部組織から
同じようなサッカーを
教えている。
そして
全国からこの高校のサッカー
にあこがれて
この高校でサッカーを
したいと集まっている
選手も多いと聞きます。
昔と違い、
ただ全国大会に出れそうだから
という理由だけで
こんな雪国には来ません。^^;
2019年ころから
スペイン流のサッカーを
目指すと決めたのなら
それを貫き通して
ほしいものです。
お金がかかっても
バルサから良いコーチに来てもらい
どういう練習をしているのか!?
あるいは
ブスケツあたりに
トラップでのボールの置き方や
フェイントで一発で
剥がす方法や
ディフェンダーを釣り出す方法を
教えてもらった方が
絶対に有意義です。
(ブスケツがコーチをしてくれるか
どうかは全く知りませんが)
そういうパイプ作りに
お金をかけるべきで
毎年、本場スペインから
コーチを招聘していれば
それだけで
選手からみた
クラブの魅力は
あがるはずです。
ただ、ただ、
本当に残念なのは
今、書いたことは
前社長がやろうとしていたこと。
そして、
昨年までは
その礎が順調に築かれていた事。
最後に
前社長を許せない人に
一言、言いたい!
ある程度、
歳を重ねれば
誰でもひとつやふたつは
過ちは犯すもの。
後悔することもあるでしょう。
判断ミスもあります。
いくら自分が
いままで
間違ったことは一切
してこなかった人生を
送ってきたからと言って
ことさら他人の過ちを
批判しまくるというのは
どうなんでしょう?
後半の巻き返しに
期待します。