なぜアルビレックス新潟はJ2へ行かなければならなかったのか -2- 監督編

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うわさでは、聞いていましたが、
やはりアルビは今シーズンの監督に影山氏を
考えていたようです。

たぶん影山氏も日本サッカー協会からの話がくるまでは
アルビ監督の件も
前向きに検討していたのでしょう。


新聞報道なんかを見ると
急遽、三浦氏に決まったというのは間違いなさそうです。


僕の記憶に間違いがなければ
三浦監督は昨年も指揮をしていた長野からもオファーがあったはずです。

それでも
監督を引き受けてくれた三浦監督には感謝しかありませんが、

力不足だったという感はぬぐえません。

長野ではそこそこの評価を得ていたようですが、
アルビでは監督経験のなさを露呈してしまったと言えますね。


普通の仕事でも同じなんですが、
「体験に勝る教訓はない」んです。

経験の差がでるというのは、
普通の時ではなくて
イレギュラーなケースが起きたときです。

想定外のケースにどう対処するか、
こういう場合は経験値の違いが如実に表れて
しまいます。
もちろん経験をつんで人は成長するともいえるのですが・・

そう言う意味では、三浦監督はもっともっと
経験をつんでからJ1の監督をやるべきでした。

新潟の戦い方を研究されてからは、
残念ながら”なすすべなし”と感じました。


もっと問題だったのが、後任監督に呂比須氏を選んだ事です。


もちろん僕も呂比須監督に期待はしましたが、
期待は大きく裏切られました。

何年も日本に居なかった人物が
簡単に結果が出せるリーグなのでしょうか。
呂比須氏は新潟らしさという言葉を使っていましたが、
正直、長年Jリーグを見ている日本人と呂比須氏では
習熟度合は全く違ったのでしょう。
(↑日本のサッカーを知っているという意味です。)

チームが降格の危機で監督解任。
その後に外国人監督を招聘するケースもあるのですが、
失敗するケースが多いのもクラブは知らなかったのでしょうか。

ひとつには、降格回避の責任感の欠如です。

Jリーグを長年見続けて
新潟の歴史を知っている日本人監督と
外国からポッと来た監督では何とかしようという
思いに差が出てしまいます。
(これは呂比須さんの事ではなくて一般論です。
 呂比須監督は誠心誠意頑張ってくれたとは思いますが、
 たぶん片淵さんや、内田さんなんかとは
 思いに差はあると思います。)

もう一つ問題だと思ったのが、言葉の問題です。

呂比須さんのインタビューを聞いて感じた方も
多かったと思うのですが、日本語だと
ほとんど伝わらないんですね。

言葉というのは、ものすごく重要で、
同じ事を伝えたくても
言い方ひとつで変わるものです。

残念ながら呂比須さんの日本語では
そこまでの技術はありませんでした。

ただ、スタッフの勧めで途中から指示はポルトガル語に
したらしいので、言葉の重要性を知っていた
スタッフがいたのは救いですね。


チアゴをうまく使えなかったというのも
大きいです。
個人の問題もありますが、監督によっては
問題児をうまく使うケースも良く聞きます。
まぁ、これは言うほど簡単なことでもないので
呂比須さんを責めるわけではありませんが、
チアゴの事を理解してあげる人がいれば
また結果は違ったのかもしれません。

少なくともチアゴに
「呂比須監督を男にしよう」
と思わせる力はなかったようです。

そういう意味では三浦監督の方が上だったのかもしれません。


逆に言えば、今年Jリーグの監督をして
ブラジルとの違いも分かったと思うので、
来季継続すれば、違う結果も出たかもしれませんが・・・



来季は呂比須監督の退任は決まっているので
監督選びには慎重になってもらいたいものです。

新監督に期待しましょう。



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